NHKの朝ドラ

最近のNHKは、番組宣伝をニュースとして毎時間流していますけれど
「朝ドラ」も「大河ドラマ」も聴視者に‟愛国家”教育・‟すごいぞ日本”教育
‟美しい日本の歴史”教育を施す計画で作っているように感じるのですが‥‥
 以下、転送させて下さい            岡田良子

福島の国道に“古関裕而交差点” お目見え(NHK)4月25日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190425/k10011896241000.html およそ5000に上る歌謡作品を発表し、全国の学校校歌・応援歌なども作って
いる作曲家、古関裕而の名前をつけた交差点表示が、福島市の国道にお目見え
しました。
 福島市出身の古関裕而は1989年に80歳で亡くなるまでおよそ5000の曲を
世に出し、前回の東京オリンピック入場行進曲や、夏の全国高校野球の大会歌
「栄冠は君に輝く」の作曲者でもあります。来年春に始まるNHK連続テレビ
小説「エール」では、主人公のモデルになっています。
この知名度を観光客誘致や地元のピーアールにつなげようと、福島市内にある
古関作品・資料の展示施設に近い国道4号線交差点の表示が、4月25日から
「福島赤十字病院前」から「古関裕而記念館入口」に変更されました。
古関裕而記念館の石川英弥館長は「大変誇らしい。大型連休で観光に訪れる人も
いい目印になると思う」と話していました。

ところで来春4月からのNHK「朝ドラ」は古関裕而をモデルにした「エール」
だそうです。
オリンピックをネタに福島ゆかりの古関裕而を引っ張り出すのは、戦争美化と
原発事故福島懐柔の深慮遠謀のようで、許せません。
NHKに抗議の声を届け、この企画を止めさせるべきと思います。
抗議先
https://cgi2.nhk.or.jp/css/mailform/mail_form.cgi
「エール」主人公モデル古関裕而は「露営の歌」「暁に祈る」「若鷲の歌(予科練の歌)」
「嗚呼神風特別攻撃隊」など、死んだら靖国で会おうという歌です。
音楽で戦争を美化し、どれだけ多くの人命を奪ったことか・・。
「東京オリンピックマーチ」など戦後の作品につなげることで、戦死を美しい英雄行為
とする曲を追認、さらに戦死美化の空気を今に再生することになりはしないか。
今回復興という名のもとに福島出身の古関裕而を朝ドラに決定したことは、戦死を美化
するだけでなく、同様に国家の政策によって破壊され続けている福島の受難を、なかった
ことにするものです。