「杉並区の『施設再編・使用料改訂』問題を考える会」から、以下のような呼びかけ文《「区長選」について、みんなで話し合いましょう》が届きました。
同会とは高円寺小中一貫校をめぐる区役所前行動やあんさんぶる問題などでも、私たち「考える会」とは共同の活動を行なってきました。
杉並区による区民無視の歪んだ行政。田中良区長の暴走を許しているオール与党化した区議会の姿勢。杉並区は本当に深刻な問題をかかえています。
杉並区政の在り方を考える多くの個人と団体が知恵と力をあわせ、来たるべき6月の区長選では良識ある市民の審判を下すべき時だと私たちは考えています。
「区長選」について、みんなで話し合いましょう
杉並区の悪政と日々たたかっているみなさん、こんにちは。
私たちは2013年に施設再編提案が行われて以来、足掛け6年間にわたって区民本位の施設再編とすべく田中区政に対して行動してきた「杉並区の『施設再編・使用料改訂』問題を考える会」です。
今年の6月には、区長選と区議補選が行われますが、私たちはこれまでのたたかいを踏まえ、やむにやまれぬ気持から、この区長選についてみなさんとともに一日も早く考え行動することが必要と判断いたしました。
田中区政の8年間は、何だったでしょうか。教科書採択問題では前進面がありましたが、その他の面では国政や都政の悪政から区民のくらしと命を守るべき地方自治の基本的役割を放棄し国政の動向にすり寄りを強めるなど、反・非区民的方向に大きく変質してきていると指摘しなければなりません。例えば、区政運営においては自ら定めた「杉並区自治基本条例」を無視することはなはだしく、施設再編問題や保育園問題、小中一貫校問題などでは住民の意思や要求を全く無視し、その施行にあたっては恫喝訴訟の黙認などの無責任運営に終始するなど民主主義的精神から遠く離れつつあります。さらに区職員に対する強権的対応は、職員が自由にものも言えない職場環境をつくりだしているばかりか、モンスター職員とも呼ぶべき人物さえ生み出しているなどの弊害が強まってきています。
このように、現区政には杉並区に永く住み続けたいという住民との軋轢が強まっていることは、みなさん方は既に十分ご承知のことと思います。
このような田中区政は、もはや終わらせるべき時を迎えています。しかし、多くの区民が田中区政はもう終わらせよう、そして区民の声が届く区政をつくろうと考えているにもかかわらず、いまだに区長選に対する区民の共同・共闘の動きが始まっておりません。6月という時期を考えれば、もはやあまりにも時間が無いといわざるをえません。
そんな強い気持ちに押され、極めて微力な私たちでありますが、区長選にどう対応するかみんなで話し合う場を以下のように設定することにいたしました。区長選をめぐる情勢や候補者問題、今後の運営をどうするかなど話すべきことは多々あると思います。自由で闊達な意見交換の場としたいと考えますので、個人・団体から多くのご参加をいただけますよう呼びかけるものです。
記
日 時 1月30日(火) 18:30〜20:30
場 所 阿佐谷地域区民センター 第4会議室
(なお、当日参加者1人100円の会場費カンパをお願いいたします)
杉並区の『施設再編・使用料改訂』問題を考える会
代表 茂木 皓三
(080-8476-3732 la–vie–en–rose@nifty.com)