杉並区教育委員会が基本的人権である請願権の行使を、勝手な内規を口実に妨害した件の訴訟(原告 高嶋伸欣)第3回口頭弁論が3月19日(月)午後2時 東京地615法廷で開かれます。
折しも選挙権年齢が18歳からに引き下げられたのに加え、「成人年齢」も18歳に引き下げる方針を安倍政権が打ち出しました。
保守化傾向にある若者たちを、改憲の国民投票に向けて取り込もうとの思惑が透けて見えます。
この裁判では、現在の教育や報道の世界でほとんど忘れ去られている「請願権」が「年齢に関係なく小学生でも行使できる基本的人権である」ことの認識の普及を目指しています。
「請願権」を行使する体験学習などを重ねるならば、17歳未満でも主権者意識が育まれ、全国の「自分で考える若者」たちによって、政治家の言いなりにならない社会の出現が可能になるはず、と私は考えています。
実は、「盗人猛々しい」(原告準備書面の表現)杉並区教育委員会の主張への反論準備の過程から、全国への啓発運動の展望が生まれ、その根回しのため先週1週間各地の諸分野の方々と話し合い、下地作りを済ませました。
この件についても、傍聴後の報告集会で皆さんにお知らせをする予定です。
多くの皆さんの傍聴を、宜しくお願いいたします。